「上巳の節句（桃の節句）」や「端午の節句」などとともに、古代中国から伝わった「五節句」の一つで、日本では菊の節句とも呼ばれています。
陽が重なると書き、「ちょうよう」と読まれる重陽の節句、
中国では奇数のことを陽数といい、縁起がよいとされてきました。
なかでも最も大きな陽数「9」が重なる9月9日を「重陽の節句」とし、無病息災や子孫繁栄を願い、祝いの宴を開いたことが起源とされています。
菊は邪気を払う力をもつ霊草と信じられていて、重陽の節句には菊の花を観賞したり、菊の花を漬け込んだ酒を飲んで、無病息災や不老長寿を祈りました。

松風園では今、干菓子に菊の花（打物）の菊の葉（錦玉）をご用意いたしております。
皆様もこの季節に、ご自身と大切な方の長寿を願って一服いかがでしょうか。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
◆和菓子作り教室のご案内◆

友泉亭公園をはじめ日本庭園三園において
下記の日程で和菓子作り教室を開催いたします。
皆様のご参加をお待ちいたしております。

開催日時
９月２４日　友泉亭公園（１０名）問合せ092-711-0415
１０月１日　 楽水園（１０名）問合せ092-262-6665
１１月１２日　松風園（１５名）問合せ092-524-8264

何れも１０時から１２時まで（）内は定員