香司つる子先生のお香教室が始まりました
松風園のイロハモミジも少しずつ色づいて参りました。
秋も深まった茶庭を臨む松風園茶室で、香司つる子先生のお香教室がはじまりました。
塗香は体に塗る香で、仏教では身を清め邪気を寄せ付けないという意味で、
修行に入る前や法要を行う前の清めに使用されるそうです。
今日は、秋をイメージした塗香づくりです。
先生の指導の下、白檀の中でも上質な老山白檀をメインに数種類の香を混ぜて
それぞれの香を仕上げていきました。

出来上がった塗香で文香も作りましたよ!
九州場所に因んで手紙に入れると、良い香りとお相撲さんを届ける文香になりました。
塗香は、塗香入れに入れ持ち歩きもできますので、ご自身の好きな時にお好きな香りを楽しむこともできますね。
教室が終わった茶室にも癒されるお香の香りが残っていて、呼吸をすると気持ちが落ち着きました。
次の教室は12月10日水曜日の午後2時から、練香を作ります。
皆さんも日本の香りを楽しんでみませんか。
