木偏に冬と書いて、柊(ひいらぎ)
丁度11月~12月に白い小さなふさふさの花を咲かせます。そして甘い金木犀のような香りを漂わせます。そう、柊はモクセイ科です。
また、邪気を払う縁起木として、お正月飾り、節分飾りに用いられます。
平安時代には、家の北東に柊の木を、南西に南天の木を植えて、厄除けになると考えられていたそうです。
この柊は、黒紫色の実をつけます。一方、クリスマスツリーになるのは、赤い実をつけるセイヨウヒイラギ。こちらは、モチノキ科だそうです。
ヒイラギは、キリスト教が広まる以前から、西ヨーロッパでは、魔除けや子孫繁栄として植えられていたそうで、国や文化を超えて、このギザギザの葉を持つ木は、人々から魔除けとして、大切にされてきたのですね。
柊の花の花言葉は、「あなたを守る」です。
是非、開花した柊の花に会いにいらしてください お待ちしています。
松風園より